塗装面積の計算方法 | ||
・塗装で使う単位について ・お見積もりの項目について ・外壁面積の計算方法 ・屋根面積の計算方法 ・軒天井面積の計算方法 ・破風板の計算方法 ・Q&Aページへ 塗装面積はお見積もりの元となる大切な住まいの情報です。 概算見積もりの依頼の際にも面積計算が必要となりますので参考までにご覧下さい。 |
塗装で使う単位について | |
・野﨑塗装がお見積もりで使う単位は、m数(メーター)と㎡数(ヘーベー)です ・㎡数(ヘーベー)とは? 合計面積の計算に使うタテ×ヨコ(1.82m×1.82m=3.3㎡)です。 坪数に換算すると3.3㎡は1坪のことですが 塗装面積では換算しないでそのままの単位㎡で使用します。 |
お見積もりの項目について | ||||||||||
・お見積もりの記載例 お見積もりには全ての施工が項目別に記載されています。 価格以外の項目も必ずチェックするようにしましょう。
<品名>は各施工内容 <数量>は塗装面積計算で算出した合計面積 <単位>は㎡(mの時もあります) <単価>は1㎡あたりの単価(mの時は1mあたりの単価) <価格>は数量×単価(150㎡×300円=45000円) |
外壁面積の計算方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・外壁面積の計算 外壁面積を計算してみましょう。 軒天井から基礎上端までの外壁高さは、2700(2m70cm)とします。
外壁面積から開口部を引いた面積が外壁の塗装面積となります。 (開口部の幅や高さは任意寸法)
・外壁の面積計算 東面 7.28m×2.7m=19.65㎡ 南面10.01㎡×2.7m=27.03㎡ 西面 7.28m×2.7m=19.65㎡ 北面10.01㎡×2.7m=27.03㎡ 外壁合計面積=93.36㎡ 外壁の合計面積から開口部面積を引いた 93.36㎡-21.64㎡=71.72㎡が塗装面積です。 |
屋根面積の計算方法 |
・屋根面積の計算 下の平屋建住宅の見取り図を使い、屋根面積を計算してみましょう。 図の青い線は真上から見た時の屋根形状です。 屋根の勾配は3寸5分勾配とし、軒の出は800(80cm)とします。 勾配とは?水の流れる屋根の傾斜角度のこと。 ・母屋の面積計算 横10.01+1.6=11.61m※軒の長さ0.8×2=1.6m 縦7.28+1.6=8.88m 11.61×8.88=103㎡ ・玄関の面積計算 横2.73+1.6=4.33m※軒の長さ0.8×2=1.6m 縦1.82m 4.33×1.82=7.88㎡ 屋根の合計面積は、母屋103+玄関7.88=110.88㎡となります。 この面積は、真上から見た屋根の投影面積で傾斜部分は含んでいません。 ・傾斜面を含めた実際の塗装面積 投影面積×屋根勾配係数で計算します。 110.88㎡×1.059=117.42㎡
ピタゴラスの定理を元に計算します。3寸5分勾配の勾配係数は1.059です。 屋根勾配が分かると、投影面積よりも正確な塗装面積を算出する事ができます。
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軒天井面積の計算方法 |
・軒天井面積の計算 軒天井面積を計算してみましょう。軒の出幅は800(80cm)とします。 ・軒天井の面積計算 ①=11.61×0.8=9.28㎡ ②=11.61×0.8=9.28㎡ ③=7.28×0.8=5.82㎡ ④=7.28×0.8=5.82㎡ ⑤=1.82×4.33=7.88㎡ ①+②+③+④+⑤=38.08㎡ 軒天井の合計面積は38.08㎡です。 |
破風板の計算方法 |
・破風板の計算 破風板の長さを計算してみましょう。 青い線と赤い線の長さの合計m数を出します。(㎡数で計算する会社もあります) ・破風板の長さ計算 11.61×2=23.22m 8.88×2=17.76m 1.82×2=3.64m 23.22+17.76+3.64=44.62m 破風板の合計長さは44.62mです。 |